赤い社が立ち並ぶ
有名な伏見稲荷。
恥ずかしながら、
10年くらい前まで
知らなかった‥。
きっかけは、
兄くんの中学校の
修学旅行の写真。
こんなところがあるんだー。
行ってみたい！！
最近では、
弟くんが大阪京都の
オフ会に行った時に
伏見稲荷に立ち寄ったそうで‥。
「一番上まで登れなかったー。
キツかった〜。」
というのを聞いて、
「では、人生の先輩の
お父さんとお母さんが
上まで登ってきてやろうではないか！」
と意気込んで行ってきた。
鮮やかな赤色に
日本ってすごいなーと。
立ち並ぶ社の姿が圧巻。
来てよかった〜。
大丈夫、大丈夫。
まだまだいけるわよ。
ところが、途中から
脚が痛くなり、だるくなり‥。
てっぺんはどこだ？
まだ、半分‥⁉
いやいや、
弟くんの手前、がんばらねば。
初老夫婦、がんばります。
ふくらはぎだけが
痛かったのに、
次は膝まで痛い。
脚はガクガクブルブル。
てっぺんまで
あと３分の１の所まで
来たところで、
夫婦ともに
股関節に痛みが‥。
歩き過ぎてふくらはぎが
痛いのは今まであるけど、
股関節が痛いのは初めて‥。
（二人とも、ますますガクガクブルブル）
後少しなんだけど‥。
後３分の１なんだけど‥。
あまりの股関節の痛みに
「明日も観光あるから
あきらめよう‥（泣）」
泣く泣く下山しましたとさ。
帰り道、
お商売の神様や
膝と腰の神様や
いろいろとご利益ありそうな
ところがあって、
なるべく歩かなくて済む範囲で
お参りしました。
登っている途中、
浴衣姿で草履やゲタを履いていた
外国人観光客が
いっぱいいたわ。
あの人たちは、てっぺんまで
登ったんだろうか‥？？
気になる〜。
痛い脚を引きずるようにして
駅で電車が来るのを待つ。
ざわざした電車の中、
おなじみの日本語が聞こえない。
日本人だと思っていた人たちは、
日本人でないアジア系だった。
それ以外は、ヨーロッパや
アメリカ系‥？
確か、ここは日本で
日本の電車に乗ったよな？
と思えるくらい、
外国の方が多かった。
私の初めての伏見稲荷は
股関節の痛みと
日本にいるけど日本じゃない…
そんな思い出になりました。
脚が痛い〜と言いながら、
ホテルへ…。
次へつづく…。
